
│令和5年度│9月│8月│7月│6月│5月│4月│
今日の献立は「クロワッサン、牛乳、イカ焼きそば、豆乳デザート」です。「イカ焼きそば」は好評メニューで食べ込みもよく大満足の味です。豆乳デザートも美味しくて栄養満点です。豆乳は大豆が原料で、豆腐に固める前の乳液の状態のものです。大豆には植物性タンパク質が30%程度含まれ、そのほとんどが水溶性のため、豆乳に残っています。吸収率が高く、吸収速度が牛乳タンパク質に比べて遅いのが特徴です。女性ホルモンの代表であるエストロゲンに似た構造をしているイソフラボンが多く含まれ、加齢に伴い減少する女性ホルモンの代替ホルモンとして、骨の健康維持にも期待されている優れた食材です。
今日はみんな大好きな「すき焼き」です。江戸時代に、畑作業の合間に農作業に使う鋤(すき)を使って、魚や豆腐、野菜を焼いて食べていて、鋤で焼くことから「鋤焼」と呼んでいたそうです。これが、すき焼きの始まりと言われています。また、江戸時代には牛や馬の肉を食べてはいけないという決まり事がありましたが、隠れて捕らえたイノシシやシカをさばいて、こっそり鋤焼にして食べていたという説もあります。幼稚園の子どもたちも教職員も大好きな献立で、今日は残量もほとんど無く、たくさん食べてくれました。
今日の献立は、「ご飯、ワンタンスープ、アンサンブルエッグ、春雨サラダ、牛乳」です。ワンタンですが、中国料理のメニューに「(うどん)」の文字があり、よくよく見るとちょっと違うこちらの「(フントゥン)」とは、実は日本でもお馴染みの「ワンタン」なのです。ワンタンは、中国全土で食べられており、地域によって様々な名前で呼ばれています。中国北部を中心に多くの地域では、(hun tun/フントゥン)と呼ばれています。この料理に大いなる発展をもたらした広東では(wan4 tan1/ワンタン)と呼ばれており、これが日本でもワンタンと呼称する元となりました。四川では抄手(ch?o sh?u/チャオショウ)、福建・台湾では扁食(bi?n shi/ビェンシー)と呼ばれています。その起源は、皮で餡を包む中国北部の料理にあり、唐代までは水餃子との明確な区別はありませんでした。その後、(フントゥン)と名称が定まって行く過程で、水餃子とは違った料理として発展していったのです。冒頭の(うどん)のルーツも、に求められるという説もあります。
今日は「ご飯、豚汁、はんぺんの卵とじ、大学芋」の献立です。「豚汁」には栄養がたっぷり。豚汁の主役である豚肉はビタミンB1が豊富に含まれ疲労回復の効果があります。大根はでんぷんの消化酵素であるジアスターゼが多く含まれており、ほかにもグリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれます。にんじんにはカロテンが多く含まれ、カロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の毛の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺などの呼吸器系統を守る働きがあります。ごぼうは豊富な食物繊維で、腸の機能を整えます。さといもはカリウムを多く含んでいて、ナトリウム(塩分)を排出する役割があります。そして味噌です。味噌の代表的な効果を挙げると、がん予防、コレステロールの抑制、消化促進、整腸作用、胃潰瘍の予防、美容効果、脳の活性化、老化防止、基礎代謝の促進など、さらに主原料である大豆には、良質のたんぱく質が多く含まれ、そのなかには生命維持に不可欠な必須アミノ酸ほか、過酸化脂質の増加を防ぐといわれているサポニン、ビタミン群、カリウム、カルシウム、食物繊維など様々な栄養素が豊富に含まれている。というように、豚汁には多くの効果が期待できます。
今日の献立は、「ご飯、卵とモズクのスープ、切り干し大根の煮付け、マカロニサラダ」です。モズクと卵のスープは美味しくて栄養も豊富です。もずくは低カロリーなので、栄養価も低いように思われがちです。しかし、食物繊維が豊富でミネラルも含まれ、もずくは健康効果の高い食品なのです。食物繊維は、体内で消化されずに大腸まで運ばれる成分で、腸の中でさまざまな働きをし、便秘や動脈硬化、心臓疾患などの予防にも役立ちます。さらに、もずくのぬめり成分には水溶性食物繊維の一種であるフコイダンが豊富で、その含有量は藻類の中でもトップです。そしてフコイダンには余分なナトリウムやコレステロールを排出して、血圧や血糖値の上昇を抑える働きがあるほか、さまざまな健康効果が期待されています。また、もずくには、丈夫な骨をつくるカルシウムやマグネシウムが含まれ、この2つの栄養素は、互いに干渉しながら私たちの体の中でさまざまな働きをするので、バランスが重要だと考えられています。もずくは、カルシウムとマグネシウムのバランスがよいという点でも、オススメの食品です。
今日は大田原市湯津上産の「天狗ニラ」を使った、「天狗ニラまんじゅう」です。ニラと言えば、ニンニク等と同じように、「食べるとパワーが出る」と言われているスタミナ食材の1つで、ニオイが強く独特なので、好みが分かれる食材かもしれませんが、ニラの栄養素(パワーの源)は、そのニオイ成分に含まれているのです。ニラに含まれるβカロテンは、緑黄色野菜であるほうれん草よりも多く、「がん予防」や「動脈硬化の予防」「アンチエイジング」にも効果が期待出来ます。ビタミンKには血液を固める働きがあり、けがで出血した時、血を固めて止血を促す効果や骨を丈夫にするサポートをする働きがあります。カリウムも多く、体内の「塩分濃度の調整」をして「むくみを抑える」効果があります。ニラの強いニオイ成分はアリシンによるもので、疲労回復にとても効果があり、スタミナ食材と言われています。ニラに含まれる食物繊維は、腸の中にある水分を摂取して膨らみ、便の流れを促す効果がある「不溶性食物繊維」が多く、ニラを食べるだけでお通じが良くなるかもしれません。ニラがいっぱい入ったニラまんじゅう、栄養もあり美味しく頂きました。






今日の献立は「なめこ汁」です。幼稚園の給食には時々「なめこ」が登場します。なめこのヌメヌメとした粘液の成分は、水溶性食物繊維で、保水力があり、胃や鼻、喉の粘膜を保護し、ウイルスや風邪から守ってくれる効果があり、タンパク質を分解し、消化を促進する効果もあります。また、コンドロイチンが含まれ、コンドロイチンの成分は、肌に潤いを与え、肌の内側から栄養を保持し、美肌効果が期待でき、血中のコレステロールを下げてくれる効果もあります。きのこに含まれるトレハロースは、自然界の糖で「命の糖」とも言われるほど保湿力があり、トレハロースの成分は、その高い保湿力で、肌の乾燥を防ぐ効果があるので、多くの化粧品にも使われていて、ほかにも、血糖値の上昇も緩やかにし、善玉菌を増やしてくれるという効果もあります。さらに、なめこの栄養成分には、βグルカンが含まれ、βグルカンの成分には、免疫力を活性化してくれる効果があり、身体の免疫力を総合的に高めてくれると言われ、アレルギー対策にも効果があるようです。そして、ナイアシンはタンパク質や糖質、脂質の代謝をサポートする効果があり、身体の中に多く含むビタミンの成分です。また、アルコールのアセトアルデヒドを分解する効果も含まれています。なめこには優れた栄養が豊富に含まれています。





今日は「ひじきと大豆の煮もの」のおかずです。「ひじき」には豊かな栄養が含まれます。ひじきは海藻類に分類される食品で、そのためミネラル類が多く含まれ、特に多く含まれているのは、カルシウムとマグネシウム。カルシウムは骨や歯の健康を維持する働きをし、マグネシウムもカルシウムと同様骨や歯に多く含まれています。また、マグネシウムにはそのほかにも神経の興奮を抑える、エネルギー産生を助ける、血圧を維持するなどの働きがあります。ビタミン類で多く含まれるのは、脂溶性のビタミンKで、骨の形成に関わるほか、止血を助けるなど血管の健康にも関わる働きをします。ひじきはこれらの栄養素の働きから、加齢とともに気になり始める骨や歯の健康を守りたい人におすすめの食材だといえます。さらに、食物繊維も多く含まれ、腸内環境を整える作用があり、便通が整い便秘やお腹がゆるいなどの症状緩和が期待できます。






今日の献立は「ご飯、ワカメの味噌汁、メンチカツ、胡麻和え」です。ワカメなど海藻は、大気中から海中へ吸収された二酸化炭素を除去してくれます。陸域生物により吸収される二酸化炭素由来の炭素「グリーンカーボン」とならんで、「ブルーカーボン」とばれ二酸化炭素除去技術としての活用にも期待が高まります。国連環境計画(UNEP)が2009年に発行した報告書『Blue Carbon』のなかではじめて定義されました。生物による二酸化炭素の吸収というと、多くの人は森林など、陸域の生物を思い浮かべるでしょうが、海洋でも、陸域と同じように二酸化炭素が生物により吸収されています。最大の吸収源は沿岸浅海域(えんがんせんかいいき)に広がるマングローブ林や塩性湿地、海草藻場(うみくさもば)で、ここで光合成により吸収された二酸化炭素は、有機炭素として生物の体内を経て、海底に長期にわたって貯留されます。ワカメも二酸化炭素の除去に役立っています。





第二ひかり幼稚園では「9月誕生会」を開催いたしました。誕生会メニューは「栗ご
飯、アオサとイワシつみれ汁、海老カツフライ、10種のサラダ、豆乳パンナコッタ」です。「栗ご飯」が好評で「美味しい」とたくさんの賛辞を頂き嬉しく思います。また「海老のカツフライ」も子どもたちから人気のメニューで美味しく楽しくいただきました。そして、全園児への誕生会プレゼントは「マグカップ(プラスチック製)」でした。

























今日は「キャベツのマリネサラダ」です。キャベツは栄養も健康効果もとても高い野菜で、ビタミンCをはじめ「キャベジン」という別名で有名なビタミンU、ビタミンK、ベータカロチン、カルシウム、カリウム、葉酸などさまざまな栄養がたっぷり。ビタミンCは、抗酸化作用、免疫力を高め、疲労を回復、コラーゲンをつくって血管・皮膚・骨などを丈夫し、ストレスから体を守り、シミを防ぐ、など。「キャベジン」と呼ばれている栄養がビタミンUで、胃や十二指腸の健康を守るはたらきがある栄養素です。ビタミンKはカルシウムが骨をつくるのをサポートして骨を丈夫にする栄養素。また血液を固めるはたらきがあって、すばやく血を止めて傷の治りを早くするはたらきもあります。キャベツには意外にもカルシウムが多く含まれ、イライラを解消しておだやかな気分にし、ビタミンCやビタミンKなどの栄養との相乗効果で、骨や歯をしっかりと強く育ててくれます。ベータカロチンは、体内でビタミンAに変化し、目の健康、粘膜を守る(=風邪などの感染症の予防)、抗酸化作用、免疫力を高める、肌や髪や爪を美しく、といった健康効果を発揮する栄養です。カリウムも豊富に含まれ、体の余分なナトリウムを排出して血圧を下げ、筋肉の動きをスムーズにして心肺機能を正常に維持し疲れにくくしてくれます。そして、葉酸も豊富で、血液をつくるサポート、細胞の再生を助け、DNA(遺伝子)核酸を作るサポート、妊娠中のお腹の赤ちゃんを正常に成長させるといったはたらきがある栄養素です。キャベツには豊かな栄養がたっぷり、ご家庭でもたくさん食べましょう。







